Garufuの日記

最近、限界が近くなってきたとある男の日記。

【デレ10th】ファイナルくらいJUNG●様と仲直りしたいじゃないですか

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刻は令和4年4月2日。

三寒四温の意味を履き違えたかのような真冬の寒さに戻った関東平野が奥地、埼玉の秘蔵っ子ベルーアドームにてアイドルマスターシンデレラガールズ10thライブ ファイナル公演Day1が

あった。

 

征った。

 

楽しかった。

 

 

待って欲しい。

まず前提として話させて欲しいが、私の認識ではシンデレラガールズの周年ライブはだいたいPとJUNGO様との解釈バトルになる(※個人差があると思ってます)。その年にリリースされたイベントや楽曲、今までの思い出から染み出されたエモーショナルを周年ライブという場で昇華され哀れなオタクくんは無事蒸発する。

それがシンデレラガールズ周年ライブのはずである。はずだった。

 

とりあえず10th沖縄公演までそうだったはずだ。7thは初披露ながら新人ながらハイレベルと称されたVelvetRoseが見事に披露され、と思いきや10thでは別会場に分けられ、それぞれの成長や挫折、新たな境地が提示されライブにつながるという一年かけた壮大なストーリーを作られて胃が破裂した(※詳細は、『【デレ10th】福岡公演Day1を赦してはならぬ』『【デレ10th】福岡公演Day2にて俺は考える』『【デレ10th】愛知公演Day1忘れ物と納得を探しに三千里』『【デレ10th】愛知公演Day2納得、そして終局へ』の記事を参照)経緯を考えると、ファイナル公演に対して警戒するのは当たり前であろう。

 

別に拍子抜けだったわけではない。

シンプルに楽しかった。ライブそのものが。シンデレラガールズだからとか、解釈がとか、エモがとかでなく。ライブ会場にて楽しかった。

思い出す。2018年冬。

私はその時明確にライブを現地で楽しむ気持ちは固まっていなかったし配信ライブという文化もまだ喜ばしい意味でもなかった頃。

今回のファイナル公演と同じ会場(名前は違う)で、私は推しの星輝子を観に友人の誘いを承諾して現地に参戦した。そして「∀nswer」を、センターステージを歩き背中で語る美玲ちゃんと朝井彩加さんに、3人のハーモニーに度肝を抜かれ、そのまま続く圧巻の「Trinity Field」、からの重なる三角と三角、描かれし星からの「流れ星キセキ」で俺は“”“現地”“”というものを理解した。それからライブは可能な限り必ず現地に行くようになった…。

そう始まりも、ライブ演出という名のエモからだった。だが、この時もシンプルにライブそのものも楽しんでいた。楽しかった。楽しいから何度でも現地に足を運ぼうと思うのだ。忘れて、埋もれてしまいそうだった気持ちが、心が思い出されるような、そんな公演だった。

 

俺は穿ちすぎていたんだ。

6thで見た輝きが、7thで浴びたエモーショナルが、VelvetRoseが、私に際限ないエモへの渇望とセトリへの解釈バトルを強要するよう常に緊張状態を与えてしまったのかも、しれない。

楽しめば良かったのだ。ライブそのものを。

 

間違っていたのは、セトリでなく私、

だったのかもしれない。なんか10thでVelvetRoseめちゃくちゃストーリーとライブで継続する物語が存在した気がしたが迷い迷った俺の心が生んだ、考えすぎの産物、エモの悪夢だったのやもしれない。

ライブは楽しいのだ。ただそれだけなのだ。

申し訳ない気持ちでいっぱい

 

 

 

 

 

 

になるはずだった。46曲目までは。

10thF「46曲目はエバモアです」

10thF「メンバーはVelvetRoseも含めた10人です。」

10thF「ちなみに北条加蓮(渕上舞さん)もいます」

 

俺「(落ち着け、偶然だ)」

俺「(生バンドをする関係上、7th大阪は最後になりそこでデビューしたVelvetRoseはまだFascinateとりこちゃんがunlock歌ったくらいだから全然偶然あり得る問題ない)」

俺「(だからVelvetRoseがエバモア歌う意味とか、黒埼ちとせと北条加蓮が永遠を歌うのを無駄に意識するな。全体曲やぞ)」

俺「イケる、問題ない。応援は完璧にこなす!!」

 

千夜/ちとせ「冬 白い雪のライトに」

 

──暖かな日々があったのでしょう

──その残響は、もう聴こえない…

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──お嬢様は──

──私の名前を……綺麗だと。

──スノウホワイト、まるで逸話のようだと

 

だから

 

──私は、“白雪千夜”でなければならない

 

 

──お前のはく言葉は、雪のように綺麗事だ

 

 

──音のない世界で、ただ朽ちるのを待ちたいだけなのに!

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──私は、光なんて見たくなかった!

 

 

──逃れられない

──なら、私は進むしかないのか

 

 

 

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ダメでした。─────終演