Garufuの日記

最近、限界が近くなってきたとある男の日記。

【デレ10th】ファイナルくらいJUNG●様と仲直りしたいじゃないですか

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刻は令和4年4月2日。

三寒四温の意味を履き違えたかのような真冬の寒さに戻った関東平野が奥地、埼玉の秘蔵っ子ベルーアドームにてアイドルマスターシンデレラガールズ10thライブ ファイナル公演Day1が

あった。

 

征った。

 

楽しかった。

 

 

待って欲しい。

まず前提として話させて欲しいが、私の認識ではシンデレラガールズの周年ライブはだいたいPとJUNGO様との解釈バトルになる(※個人差があると思ってます)。その年にリリースされたイベントや楽曲、今までの思い出から染み出されたエモーショナルを周年ライブという場で昇華され哀れなオタクくんは無事蒸発する。

それがシンデレラガールズ周年ライブのはずである。はずだった。

 

とりあえず10th沖縄公演までそうだったはずだ。7thは初披露ながら新人ながらハイレベルと称されたVelvetRoseが見事に披露され、と思いきや10thでは別会場に分けられ、それぞれの成長や挫折、新たな境地が提示されライブにつながるという一年かけた壮大なストーリーを作られて胃が破裂した(※詳細は、『【デレ10th】福岡公演Day1を赦してはならぬ』『【デレ10th】福岡公演Day2にて俺は考える』『【デレ10th】愛知公演Day1忘れ物と納得を探しに三千里』『【デレ10th】愛知公演Day2納得、そして終局へ』の記事を参照)経緯を考えると、ファイナル公演に対して警戒するのは当たり前であろう。

 

別に拍子抜けだったわけではない。

シンプルに楽しかった。ライブそのものが。シンデレラガールズだからとか、解釈がとか、エモがとかでなく。ライブ会場にて楽しかった。

思い出す。2018年冬。

私はその時明確にライブを現地で楽しむ気持ちは固まっていなかったし配信ライブという文化もまだ喜ばしい意味でもなかった頃。

今回のファイナル公演と同じ会場(名前は違う)で、私は推しの星輝子を観に友人の誘いを承諾して現地に参戦した。そして「∀nswer」を、センターステージを歩き背中で語る美玲ちゃんと朝井彩加さんに、3人のハーモニーに度肝を抜かれ、そのまま続く圧巻の「Trinity Field」、からの重なる三角と三角、描かれし星からの「流れ星キセキ」で俺は“”“現地”“”というものを理解した。それからライブは可能な限り必ず現地に行くようになった…。

そう始まりも、ライブ演出という名のエモからだった。だが、この時もシンプルにライブそのものも楽しんでいた。楽しかった。楽しいから何度でも現地に足を運ぼうと思うのだ。忘れて、埋もれてしまいそうだった気持ちが、心が思い出されるような、そんな公演だった。

 

俺は穿ちすぎていたんだ。

6thで見た輝きが、7thで浴びたエモーショナルが、VelvetRoseが、私に際限ないエモへの渇望とセトリへの解釈バトルを強要するよう常に緊張状態を与えてしまったのかも、しれない。

楽しめば良かったのだ。ライブそのものを。

 

間違っていたのは、セトリでなく私、

だったのかもしれない。なんか10thでVelvetRoseめちゃくちゃストーリーとライブで継続する物語が存在した気がしたが迷い迷った俺の心が生んだ、考えすぎの産物、エモの悪夢だったのやもしれない。

ライブは楽しいのだ。ただそれだけなのだ。

申し訳ない気持ちでいっぱい

 

 

 

 

 

 

になるはずだった。46曲目までは。

10thF「46曲目はエバモアです」

10thF「メンバーはVelvetRoseも含めた10人です。」

10thF「ちなみに北条加蓮(渕上舞さん)もいます」

 

俺「(落ち着け、偶然だ)」

俺「(生バンドをする関係上、7th大阪は最後になりそこでデビューしたVelvetRoseはまだFascinateとりこちゃんがunlock歌ったくらいだから全然偶然あり得る問題ない)」

俺「(だからVelvetRoseがエバモア歌う意味とか、黒埼ちとせと北条加蓮が永遠を歌うのを無駄に意識するな。全体曲やぞ)」

俺「イケる、問題ない。応援は完璧にこなす!!」

 

千夜/ちとせ「冬 白い雪のライトに」

 

──暖かな日々があったのでしょう

──その残響は、もう聴こえない…

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──お嬢様は──

──私の名前を……綺麗だと。

──スノウホワイト、まるで逸話のようだと

 

だから

 

──私は、“白雪千夜”でなければならない

 

 

──お前のはく言葉は、雪のように綺麗事だ

 

 

──音のない世界で、ただ朽ちるのを待ちたいだけなのに!

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──私は、光なんて見たくなかった!

 

 

──逃れられない

──なら、私は進むしかないのか

 

 

 

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ダメでした。─────終演

シンデレラ10th総選挙を終えて

 

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ガルフです。

 

まだまだ先の話だと思ってたけど、見つけた時には心臓が飛び跳ねてしまいましたね。

アイドルマスターシンデレラガールズ

第10回総選挙

ちとせさん総合36位ランクインおめでとう🎊

 

いや嬉しい、総合で36位!

前回圏外からの堂々のランクイン!

周年CM、オウムアムアアンドロメダイベ、HaRMONY、ソロ発表と順調に露出を重ねていったのが遂に花開いたって事でいいんですかね?素晴らしいね!

いや特に言えばFascinate→オウムアムア→Driv ing My Wayとシンデレラ楽曲の中でも最新となる曲でガッツリ佐倉薫さんが黒埼ちとせを表現しきってくれたおかげでもありますね!あの難しい曲をちとせさんと走りきったのは流石としか言えない。推せる!推してる!みんなもチョクメ読も!膝を愛でる佐倉さんはいいぞ!

 

いやはや、ちとせお嬢様、10thにして遂に快進撃を開始して鼻も高いもんよ。なぁ千夜ちゃ

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千夜ちゃん!?

千夜ちゃんがいないよ!!!!

 

まぁ当然であったりはするんですね…

当然なわけないけど

千夜ちゃんの露出って実は去年しんげきで君のステージ衣装以来実はほぼないんですね…

しかもそのステージ衣装まだ関口さんはステージで歌えてないんですよ。え、ステージ衣装もまだ披露されてないですよヤダナァナニヲイッテルノヤラ

千夜ちゃん自身もまだまだ発展途中というか、まだ「ちとせお嬢様の従僕」感が抜け切らないというか自分からそこから脱しようとしないしそもそもそこを脱してしまうとFascinateが成立しないからするべきじゃないんですけど(ワガママ)千夜ちゃんが単体アイドルとしてまだ全然個人的には成立できてないんですね。

今のところ彼女が絡んだのは世話係の杏とSecret Daybreakでのサメ映画撮影組とUnlockStar beat合宿組、あとステージ衣装で奏に接近されたくらい?あれ意外と絡んでるな、絡んでるか?奏と多くね?撮影組も喋ってないぞ大丈夫か?大丈夫です。残ってしまうものは残さないのが白雪千夜だからです。何も大丈夫じゃない。もっと他のアイドルと絡んで。ちとせお嬢様は10thシンデレラとラジオやってたぞ千夜ちゃん!

 

結局、本編でも現実でも白雪千夜の難しいところってここな感じがするのよね。「黒埼ちとせの従者」「佐倉さんといるとバブバブしてしまう関口さん」なんというか単体として全然地盤ができてない…。2回も言ってしまった…。

いやでも本当にここが問題なのよね。

白雪千夜は別にアイドルがしたくてアイドルをしているのではなく、黒埼ちとせがアイドルとして輝くための添え物、赤き薔薇をより美しく仕立てる為に寄り添う白き薔薇、お嬢様のいつものワガママに付き合っているだけ。白雪千夜が『白雪千夜』として成立しなくなって、黒埼ちとせが呪いをかけたその日からただ従者として生きてる彼女にとって、アイドルとして活動してる時間はただ過ぎゆく時間であり彼女にとって思い出になるべきものではないし、そうあるべきではないはずだったんですね。

 

でも、シンデレラの皆んなと活動していく中で白雪千夜も自分も輝きの中に混じりたいという熱を感じてはきてるんですね。限定千夜ちゃんですね。あれは白雪千夜にとって重ねる思い出はいつか燃え尽きる薪であり、世界は可燃性のキャンバスであり、綴った言葉だけは不燃性のスクロールで、どうせ全部白く戻ってしまうならいっそ何も得るべきではないと。

でもアイドルとして重ねる瞬間、瞬間に感じる心の熱を少しずつ感じてきっとこの熱もいつか消えてしまうじゃないかと怯えながらも前に進もうとしてる白雪千夜というアイドル、不器用だけど重ねた思い出に向き合おうとしてる姿こそが今の白雪千夜というアイドルなんだと思ってます。分かりづらいね。でも千夜ちゃんは可愛いんだよ。

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お日様みたいと黒埼ちとせに言わしめた笑顔をいまは燃え落ちた記憶という分厚い灰の向こうに隠してしまった千夜ちゃんだけど、それもまた今の千夜ちゃんなんだよね。ちとせさんには申し訳ないけど。

 

ちとせさんにとって白雪千夜は太陽だったかもしれないけど、今の白雪千夜は赤き月に照らされるもうひとつの白き月であると俺は思うんだよ。きっとそれはもう白雪千夜にとって常識で、黒埼ちとせにとっては見たくない現実なのかもしれない。白雪千夜を救う為に、その人生に再び色を与える為に自らと共に施した従僕という呪い、与えてしまった台本、演目は「赤き月の夜に踊る城主と従僕」、愛は通じない、無垢の純真に身を割かれながら砕け散ってしまった白雪千夜の景色に色をつけようと必死に生きる黒埼ちとせ。黒埼ちとせは今の白雪千夜を見ながら、それでも過去を追い求めて夜を駆ける。

 

でも白雪千夜はそれを必要としてない。

白雪千夜にとって、今は不要で、重要なのは黒埼ちとせに与えられた台本と役割だけなのだから。全部失った自分に唯一許された居場所、それ以上求めなくていい場所、これ以上失わなくていいと思えた場所。でも実は失われるまでもう間もないのかもしれない場所。

 

彼女にとってアイドルとはなんなのか。

彼女にとってのシンデレラとはなんなのか。

 

白雪千夜が総選挙にランクインするとき。

それは白雪千夜が自分で選んだ居場所、自ら選んでアイドルとして歩き始めたときなのかもしれない。そうした時、初めて白雪千夜は「黒埼ちとせの従者」ではなく一人の「白雪千夜」となれるのかもしれない。

 

白雪千夜ソロどうなるんだろうなぁ。怖いなぁ。

 

来年までに白雪千夜がひとりのアイドルとして総選挙に臨めることを祈って。終わり。

総選挙お疲れ様でした〜

4月去り座椅子が臭し桃の花

ヘビースモーカーの友人からお古の座椅子をもらったらめちゃくちゃヤニ臭くて泣いてる今日この頃。座り心地も微妙なので来月にエレメント化する予定です。

 

ハローこんにちはこんばんわ。ガルフです。

 

最近やることが多すぎるんですがなんでなのでしょうか。推しゴトが被りというかバカみたいにやること増やし過ぎなんですね。おかげで昨日なにをしてたかすら最近は忘れがちです。若年性のボケかな?

というわけで、本記事は4月のまとめみたいな内容になります。備忘録。

 

シャニマス3rd 名古屋現地

これ子細は東京公演あわせで別記事出します。 

いや、久しぶり(1年振り)の現地、そして初めてのシャニマス現地。緊張はしないけど、コロナ禍でのライブは初参戦だったので"絶叫"ばないかだけが心配でしたね。

結果だけ書けば声は出しませんでした。

いや「声を出す」のを忘れましたね。シャニマスは楽曲とゲームを少しかじってる程度、ライブもバンナムフェスでちらと見た程度だったので、シンデレラのライブほど気負っても緊張もしてませんでしたがね。やはり生のライブは、演者が"生きてる"ンですね。エモーショナルの処理に全リソース費やしてそれどころじゃなかった。

私ごとですが、配信ライブってなんか音も演者も遠いんですね。毎日Vtuberの配信を見てる者として結局画面で隔てられるとそこに在るリアルぽさって限りなく薄いのですよ。生ライブもアーカイブも結局そこまで差はなくて。Vならコメントに反応するから"あぁ今同じ時間にいるんだ"って安心があるんですけど、ライブの現地配信ってなかなか反応が極みに少ないわけじゃないですか。不安になるわけですよわたしは。この映像に"現在"と"過去"って差があるのかと。

だからやはり現地、演者とスタッフとファンの息づかいが生でぶつかるあの瞬間に"LIVE"の良さがあるんだなと噛みしめられたわけですね。そしてその上で生アンティーカと生ストレイライトぶつけられて私はまた名古屋に魂を忘れてきてしまったンですね。こいつ関西に魂忘れすぎなんだね。

やっぱり現地ですね。最高の4月スタートでした。

 

●徒然ネクロマンシーがデレステでカバー

1年振りに安野希世乃とさっつんでイってしまったので実質デレ7thライブ。早く現地で浴びたいですね。灰になれる。

あきらソロも発表されて、え、あきらソロ?あきらソロってことはちとせのソロ。

 

いや~~~~~~~・・・。つら。

今月来てたらやばかった。HaRMONYでもうだいぶやばかった。

 

●ウマ

 いや、ウマ娘アニメ2期最高すぎたんだね・・・。そしてパワプロ経験0年のわたしにはこのタイプのゲーム初だったのもあっていや楽しすぎる~~~~~ッッッッッ。全然他のことできない。グラブルでフルオートくらいしかできない。結局4月はこれで時間が溶けましたね。

ウマ娘原作の史実と作中のウマ娘たちは逃れられぬ運命と向き合いながらそれでも史実馬としてでなく1人のウマ娘としてウィニングロードを駆けていく。そしてそれは人の身、少女の身となったことで紡がれる友情、絆によってどんな壁も絶望も越えていくその姿に"感動"してしまうンですね。どうしようみんな好きになっちゃう。

 

なんかこのゲーム古戦場やるっぽいけど大丈夫かおれの年間スケジュール。

 

●そして本家古戦場

 みんなウマ娘してるからボーダー下がるって言ったじゃん!って全騎空士が絶叫してたであろう水古戦場、閉幕。私ですか?100Hellフルオートながらウマ娘しながら全く同じことを配信でやってるyoutube配信観てましたね。こりゃ下がらんわ。

今回はCランク帯2勝、個ランは7万-12万以内とだいたい定位置。前回光古戦場と同じペースだったはずなんだけどBラン昇格できませんでしたね。訳が分からん。ヴァルナ怖い。

次は火古戦場らしいけどもう古戦場なんかやらないぞ。引退だ引退。

 

●名古屋、トレセン学園、古戦場、そしてカムラの里へ

買ってしまった~~~ッッッッッッッ

会社の後輩にL〇NEで買いましたか?爆撃されて耐えられずポチってしまった。弱い。いつ狩猟る時間があるんだお前にはウマ娘と次の古戦場とデレステとシャ二マスがあるだろうなにタスク増やしてんだ

 

いや、始めちゃうと楽しいんだなぁこれが・・・

そしてフルオートで併走できちゃうグラブル。なんなんだコイツッ?!

デレステもフルオートできるけど曲が短すぎるンゴ、オーケストラ曲フルくらいじゃないと無理だって。

 

受付嬢がさとりななのでデレステ放置してモンハンやってる現実にちっちゃい我がマイハートは良心の呵責、自責の念で穴だらけになりながら4/30付けで村星4緊急まで終了。とりあえずマガイマガド倒してエンディングまで。

エンディングって、いいよね(急)。ポケモンも殿堂入りしてからが本番だけど、このエンディングを一度挟まれることで人生のチュートリアル、定められた運命のレールが終わってここからは貴方だけの物語なんだっていうジュブナイルの終わりみたい気持ちになれるのが個人的に好き、なのね・・・。ジュブナイルって言えばシンエヴァ[ネタバレを含むため自主規制]でしたね・・・(Q)。いやほんと[自主規制]あれなんも書けんね。とりあえず封切りから2ヶ月経とうとしてるから観てないオタク一度はスクリーンで観て欲しいな^~

な~んの話だモンハンだ。ソシャゲばっかやったから久しぶりに箱ゲーやると画面が広い!!いや手をフルで使って遊ぶのいいね、ひさしぶり過ぎて手が攣ったけど(老い。

今作は太刀でイケるとこまで行こうかなとおもってます。オオナズチとは2ndG以来だからめっちゃ興奮するね~~~10年振りかぁくぅ~血沸く血沸くぅ・・・

 

・・・2ndGから10年マジ?????(老い

 

 

〇統括

新年度始まったわけですが、我がタスクは「デレステ」「シャニマス」「グラブル」「ウマ娘」「モンハン」と戦国乱世してしまいました。いや3月時点ではこうなる予定じゃなかったんだがどうしてこうなったかなぁ・・・。まぁ上手くやる、しかない。

今年度はグラブルは実弾封印の方針だけど耐えれるか。季節限定フォルテくるまでに9万石貯めなきゃガンバレオレノリセイ

とりあえず来月はちとせソロが来るので、身辺整理と葬儀所の手配をしようと思います。

 

終わり!さらば4月!

『OTAHEN アンセム』と、りあむに関して所感

待望?の、りあむソロ曲を聴いて

だめになったのでお気持ちをまとめました。

 

まだ1分30秒しか流れてない?十分すぎる。

 

1. OTAHEN アンセム

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とりあえず歌詞を書き出してみました。もう勘弁してほしい。

 

「OTAHEN アンセム

作詞/作曲/編曲:BNSI(佐藤貴文)

歌:夢見りあむ(cv.星希成奏)

 

(今日はオタクくん、大好物を持ってきたよ! オタクのみんなー、分かってるな?

 一緒にブチ上がっちゃおう! せーの!)

 

うりゃおい!x4 パンパパパンパン よっしゃシンデレラー!

(オタクコール)

 

全力Dancing! 喉枯れSinging!

チェキってハグって いい子いい子!

無茶振り上等! 繋がり退場! バイトx3・・・そうアイドル!

(オタクコール)最高!

 

 どうせ推し変みんなすんじゃん! DDなんて浮気マンマン!

どうせぼくにもノー人権! 誰でもいいから人権ください!

 

バンバンみんなが燃やせば ワンチャンあるかも?なんて

 大体ここに居るみんな 本気で「愛してるぞ~!!」

人生イージーモード たららたった・・・

 

お願い 知ってくれ! 夢は夢で終わってくれ

推しは尊い THE正義! Yo!Say! Yo!Say! 無理無理!

誰もが 知ってくれ! 夢から今目覚めたくない!

なりない なれない あの子もx3 噴火ー!

 

 浮気は! 絶対! 手首をかけて指切り!

かわいいポーズ! 甘え上手! 責任取ってくれるんだろうな!?

 

2. この悪夢のような賛美歌に関して

アイドルソング」だと思ったら「夢見りあむ」のお気持ち文だった。

すごい。シンプルにすごい。

 

これが『アンセム(交唱賛美歌)』?なんのだ?誰と、誰だ。

「ステージの上の夢見りあむ」と「ひとりの夢見りあむ」との?

すごい、この歌詞を考えた方はシンプルにやばいんだろう。魂のステージが違う。

 

この曲はなにがすごいって

 

最初に聴くとおねシンメロディーからの「シンでくれ」空耳(諸説あり)や

ガチで聞き取れない噴火(諸説あり)、

そもそもスタートから観客を「オタク」断定の思い上がり、

内容も情緒も比喩も季語もなにもなく完全に「夢見りあむのお気持ち表明」、

完全に電波なメロディーラインでコールを煽りまくったと思えば、

クラシック「くるみ割り人形 花のワルツ」のメロディーでサビに突入

サビのラストに「責任取ってくれるんだろうな!?」

 

あんずのうたで全員夢を見てただとか、おねえちゃんになるよ報告受けたとか

そんなちゃちなもんじゃない。もっとやばいなにかだこの曲。

賛美歌ってなんだっけ。そもそもOTAHENってなに。わからない。

特大感情に全力コールさせるとかいうシンプルな地獄を次のLIVEでやるの?

これ聴いた後におねシン聴くオタクにあまりに優しくない。

 

 

3.我々は地獄にいる

自分なりにかみくだけばこの曲は「夢見りあむ」なのだ。

他に説明しようがない。

 

「アイドルオタクとして夢見りあむ」は謳う。

自分をオモチャにしていいように祭り上げたオタクたちへのお気持ち、

神聖視している『アイドル』 という偶像に自分を重ねられない自己否定、

普段からSNSでやってる他のアイドルオタクに対するお気持ち、

自己肯定感の低さからくる他者への依存と劣等感

挫折して消えていった数多の地下アイドルたちへの気持ち

 

一方、「アイドルとしてステージに立つ夢見りあむ」が謳う。

ひたすらオタクを煽りながら、どんな子だって夢は叶うのだと。

その上で、

自己肯定力が低すぎるりあむが至った答え、

「アイドルになんかならない」

「ぼくはぼくが楽しむためだけに時間をつかう!」

アイドルとしてステージに立っても「アイドル」にならない。

等身大の「夢見りあむ」を見せつけると決めた彼女なりの結論を

詩にのせてオタクにぶつけていく。 

 

ふたりの「夢見りあむ」が交唱するアイドルソング(聖歌)。

 

夢見りあむの全て凝縮してしまった最悪で、最高のファーストソング。

それがこの「OTAHEN アンセム」なのだと私は解釈する。地獄。

 

あと、サビ前の「くるみ割り人形 花のワルツ」のメロディー。

これのクラシックの内容なのだが、人形にされた男が自分を救った少女とともに

おもちゃの国へ行く、その序章の曲だったりする。

すっげーシンプルで明確なメッセージ。これで賛美歌を名乗るのは無理でしょ。

 

 

4.夢見りあむと歩く路

もう書いててカロリーがすごい。脳が辛い。

「これ嫌いな人はまじで嫌いな概念」を皿に盛って

ガソリンぶっかけたみたいなキャラなのよ、なんかね・・・。

 

 

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ただ、彼女は純粋に燃えさかるだけのアイドルではないのだとも思う。

 どうしようもない自己肯定感の低さ、

それを補う鋼の心臓と「推す」と決めたら最後まで推し抜くパッション。

 彼女は自分を「推せない」だけで

シンデレラとして輝く星を目指すだけの素質と熱意がある。

 

言っては何だが、初期シンデレラガールだってそんなキャラは何人かいた。

その上でシンデレラの栄光に届きそうなアイドルだっている。

 

そんな中で、某サッカーアニメのように祭り上げられ

なんの実績ももたないままにシンデレラの輝きを浴びてしまった彼女が

ステージに堂々と立ってお気持ち表明をした。

 

正直に言えば腹が立つ。

だがそれは彼女も同じだし選んだのは我々Pなのだ。

 

もうすでに地獄のスタートをキメ、出るだけで炎上する夢見りあむだが

どうにも私は彼女のアイドルとしての道行きがたのしみなのだ。

哀しいなぁ。これもオタクのサガなのかな。つらい。苦しい。

SNSで彼女を脳死批判できたらどれだけ楽なのだろうか。

 

だが私は彼女のSSRを引いてしまった。見て、聞いて、理解したくなった。

そしてこの賛美歌を聴いてしまった。苦しい。

絶対コール楽しいけどこいつの思い通りにコールしたくない・・・。

なんでアイマスでこんな感情抱かないといけないのと抗議したい。きつい。

でもこんな彼女とともに歩いていくのだ、

このプロデュース道をよぉ・・・。

 

 

この歌まだ2番とラスサビあるって信じたくない。

ライブレポ 大阪公演「Glowing Rock!」な話

気温が高すぎるのは何故なのか。

2月も中旬なのに春先みたいな格好で殴り込んだのは関西 大阪。

コロナも真っ盛りのさなかに何故に堺の港に?

答えは明白であり、私の推しに会いに行ったのである。

 

アイドルマスターシンデレラガールズ 7thLIVE TOUR 第3部公演「Glowing Rock!

 

先の9月幕張公演、名古屋公演と続いてきたシンデレラの7度目の軌跡、

その最後の地へと私は優れたるPである友人たちとともに降り立ったのである。

 

私自身のP歴は非常に浅く、浅い。

学生時代に星輝子が気になり、それ以降ハゲを自称するだけの存在だった私が

こうして7度目の軌跡を全日立ち会えたのはまさしく友人に恵まれたことに

あることは間違いありません。この場で感謝御礼を申し上げます。

 

ライブの話をしましょう。

7thツアーは東・名・阪の三カ所で行われた大規模なツアーであり

それぞれに「Pop」「Dance」「Rock」というテーマが割り付けられていました。

今回の大阪公演は「Rock」がテーマとなっていたわけで、シンデレラガールズには

Rockといえば彼女!というアイドルがいる。

 

木村夏樹」 (以下、なつきち)

 

彼女を欠いてアイドルマスターシンデレラガールズのロックを語るのは非常に難しい。

と断言できる存在です。ですが大阪公演に彼女はいません。WHY。

みくりーなは当然、炎陣はほぼ全員参加、小梅も輝子も揃って非常にバランスがいい。

しかし、なつきちがいない。

 

なつきちがいないのに、そこにはRockはあるのか?

なつきち不在である以上は、その期待を背負うのは誰か。

にわかロックの相方であるりーなだ。いいのか?それでいいのかシンデレラガールズ

申し訳ないが、輝子とVelvetRoseという明確な推しが参戦する大阪という大舞台で

Rockの代名詞どころかロックアイドルである木村夏樹の不在は、

各公演のメンバ発表時に私に多大なる衝撃を与えた。どうして。わからない。 

 

そして、なつきちが参戦したのはまさかの名古屋公演「FunkyDance」であった。

もうわからない。俺には運営の心がわからない。わかりようがない。

Pとしては初心者感覚なガルフだったが、参加アイドルに関しては敏感であった。

そもそもDanceの定義がよくわからないが、何故そこになつきちなのか。

ギターを持った時点でもうRockだしDanceもできない。

脳内の木村夏樹のイメージと「Dance」が全くかみ合わず私はただただ困惑し続けていた。

 

これは11.9名古屋公演「FunkyDance!」に参加する前の話である。

 

申し訳ないが、この公演に対する私の情熱は非常に低かった。

推しが森久保しかいなかったからである。しょうがないね。

だから、せめてDanceするなつきちは観ておこうと思った。そんな公演前夜だった。

 

大変悲しいことに、事態は私の遙か彼方、那由多の向こう側であった。

そうだろう、私は「Rockしているロックアイドルの木村夏樹」しか知らなかったのだから。

そして私は、「安野希世乃」という声優に関してあまりに無知であった。

私はこの日、名古屋公演にて人生でもっとも深い感銘と傷を得ることになる。

 

 

ステージはミラーボールラブのPVで観たあの特殊ステージ。

いままでが学芸会スタイル+花道+センターステージという構成のライブしか観てこなかった

私にとって前日までの低かったテンションはすでに臨界を迎えようとしていた。オタクはこういうのに弱い。

そしてミラーボールラブと回転するTulip。あれ踏ん張りながら歌って踊ってるんだよな、声優ってすげぇ。

そしてRemixミツボシやショコラティアラ。

特殊構成ステージではあったが、通常のライブと同じように私はペンライトを振り、コールを入れ、時にUOを折っていた。変わらない。今までとなにも変わらない。そのはずであった。

 

事態が急変したのは7曲目「PROUST EFFECT」が終わったあとだった。

志希ちゃんこと藍原ことみやべーなと拍手をし終えたタイミングだった。

エレクトロな導入からの鈴木みのりのピンと張った声でスタートするよく知る私のお気に入り

「未完成の歴史」

 

私の精神状態はここから崩壊の一途を辿った。

 

この名古屋公演、未完成オリメンの一翼である加蓮がいないのである。

つまり、肇ちゃん、飛鳥にもうひとりを加えたメンバーとなる。まぁ今まで参加したライブではよくあったことだ。

私は青いペンライトを握り直し、そして瞬間、鼓膜は間違いなく彼女の声を捉えた。

 

「立ち止まるこの瞬間を、勇気だと呼びたいから」

なつきち/安野さんだった。

 

 

あまりにもタイミングがいいことに直前になつきちが登場するあるイベントが行われていた。

「空想探査計画」

普段はロックアイドルで通っているなつきちが、ほかのPaメンバーとともに児童に本を紹介するという

内容のイベントであった。ふだんと全く違う、「本を読むなつきち」があまりにも輝かしく、

空想探査計画も語りかけるような歌はあまりにも衝撃的で、しかしそれだけでしかなかった。そのはずだった。

 

リアルの安野さんの歌声はあまりにも説得力がありすぎた。

ロックじゃない、なつきちの、「今」とそして過去、未来へ馳せる思いを

未完成の歴史の壮大なスケールとともにぶつけられ私の精神は名古屋ドーム客席ペンライトの海の中で

かつてないほどに木っ端みじんに霧散してしまった。

止まることがない涙を拭うこともできず私は、「自分らしさ」を肯定して”くれる”木村夏樹という

アイドルに、彼女というアイドルに魂の息吹を与えた安野希世乃さんという演者に、

ただただ打ちのめされることしかできなかった。

 

顔は涙で濡れて冷めていく中、心の奥底は知らない熱が彷徨い、

感情の出口を失ったままライブは進行していく。

やたらセクシィな世直しギルティ、久しぶりの生イリュージョニスタでUOが飛び交い、

かと思えばクレイジークレイジー、何度目かのLast Kissは艶やかに歌い上げられ

婦警は踊り、続くはまつえりのNation blueとジェットコースターのようなセトリを抜け、

こずえ・ナターリアによる「夢をのぞいたら」で第2幕は終了。MCへ

 

踊った。思ったより楽しい。楽しすぎた。

しかし、心の奥底では、未完成の歴史で灯った名状しがたい感情が残ったままだった。

我ながら年をとったなと自虐しそうなままMCはあけ、

 

あのシンセから始まるイントロが流れ出した。

「さよならアンドロメダ

 

たしかにこの曲は泣き曲だ。それは認める。しかし悲しいかな、私は「歌で泣く」はまったく未知であった。

しかしその未知はすでに「未完成の歴史」により踏破され、

私の目の前に再び安野さんが現れた。このセトリ考えたひとは人の心がないか、相当のロマンチストなのだろう。

 

名古屋ドームは一瞬で満点の秋の星空へと姿を変え、センターステージには6人のアイドルの姿があった。

語るように、流れるように少女たちが歌う。秋の夜に、笑わない僕と傍らの君。

銀河鉄道の夜のジョバンニとカムパネルラのように惹かれ、そして分かれていく優しい失恋歌。

サビのたびに銀河に写す世界に落ちる波紋と散る星々、そして煌めくアンドロメダ

流麗な書体で書かれる君と僕の語らい、そして

まっすぐな凜/福原さんの声が、強さを宿したノノ/高橋さんの声が、艶のあるさえはんの声が、芯のある乙倉くんの声が、鈴のように優しく響く芳乃の声が、

そして遠く遠く銀河の果てまで届きそうな静かに熱い安野さんの声が、わたしの心をめちゃくちゃにとらえてしまった。

私は囚われてしまった。その一瞬に、ゆっくり回るセンターステージで、己のが込めた渾身のアンドロメダ

私の小さく動くだけだった感情をあまりに大きく揺さぶってしまった。

 

僕は現実に戻り、君は銀河の海に独り旅立ってしまう。少女たちの歌が終わる。

わたしは万雷の拍手の中でただただ泣くことしかできなかった。

それは私が知るエモーションを遙かに凌駕してしまっていた。

知る世界を遙かに超えた、銀河の先へと連れて行かれた僕は、処理できない感情とともに

観客席へと戻る。流れてくる元気なサニードロップのイントロが私を暗い静かな川辺から呼び戻す。

 

私の中でのなつきちはこの日、「ロックなアイドル」ではなく、「自らの好きと、運命に対して誠実なアイドル」

という印象に変わってしまった。彼女は、「自らの好きを肯定する」役目をロック無しで全うしてみせたのだ。

圧巻だった。自らの見識の低さに目を潰してしまおうかとおもうほどだった。

遙か彼方、大阪の地に夢を馳せながらも彼女はアイドルとして自らを表現しきってみせたのだ。

ロックがなくとも、なつきちはなつきちだった。私はそれを見なかった。見ようとしなかった。

そして見せつけられてしまった。

 

Day2の空想探査計画も申し分のない出来だった。私はふたたび安野さんの歌声に屈服し

そしてまたアンドロメダの輝く空に連れ戻される。ラスサビを越え、満点の星空を見つめ続けるアイドルたちに

私はこの日も拍手を送ることしかできなかった。

 

今回のライブツアーは、惜しまれながらもなつきちは名古屋公演でその出番を終えた。

しかし、彼女が私に与えたインパクトはあまりに大きかった。

託すわけでも、まして願うこともなかった。「FunkyDance」という一見場違いそうなテーマにおいても

木村夏樹木村夏樹だったのだ。木村夏樹というアイドルが、自らはここにいると証明した。

ただそれだけだった。ただそれだけのことに私は打ち震えてしまっていた。

 

テーマに沿ってアイドルたちが歌い踊るのではないのだ。

定められたテーマの中でも、シンデレラちはその一瞬一瞬に自らの魂の煌めかせるのだ。

自らの歌で、踊りで、トーク、自分らしいやり方で、その在り方を証明するのだ。

それがシンデレラガールズのライブなのだと私は名古屋公演におけるなつきちから得たのだ。

 

バトンを託されたのは、りーなでも、炎陣でもなく、P自身だった。

あの煌めきを、彼女たちの魂の一分一秒を連れて最後の地、大阪へ向かうことこそが

私にとっての、プロデューサーとして、木村夏樹の熱を連れていくこともまた7thライブなのだと。

アイドルと、演者と、続いていく五線譜の先にこそこのライブの答えがあるのだと、

私はそう解釈した。そうでなければ、この心を突き刺すような熱はなんなのか説明ができなかった。

膿んだ傷口が熱を持つように、古傷がふと痛むように、木村夏樹アンドロメダは私の心につき刺さったまま終ぞ抜けることはなかった。

 だが同時にこれは喜びでもあった。シンデレラの輝きの可能性を。7色の軌跡を。

無限の可能性を。証明された。超える、超えないではないのだ。GlowingRockではまた

私は間違いなく推しの魂の輝きを目撃するのだという確かな期待に包まれたのだ。

 

ここまでは名古屋ドームでの出来事。

11月、秋のさなかに、私を大きく変えてしまった満点の星空とあるアイドルの話。

 

 

長々と思い出話をしてしまい、ここまで読んでいただいた方には申し訳がない。

ただ、大阪公演に臨む上に私が抱いていた思いを整理したく記事を起こしました。

感想戦はまた、別の記事で書かせていただきます。それでは。