Garufuの日記

最近、限界が近くなってきたとある男の日記。

シンデレラ10th総選挙を終えて

 

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ガルフです。

 

まだまだ先の話だと思ってたけど、見つけた時には心臓が飛び跳ねてしまいましたね。

アイドルマスターシンデレラガールズ

第10回総選挙

ちとせさん総合36位ランクインおめでとう🎊

 

いや嬉しい、総合で36位!

前回圏外からの堂々のランクイン!

周年CM、オウムアムアアンドロメダイベ、HaRMONY、ソロ発表と順調に露出を重ねていったのが遂に花開いたって事でいいんですかね?素晴らしいね!

いや特に言えばFascinate→オウムアムア→Driv ing My Wayとシンデレラ楽曲の中でも最新となる曲でガッツリ佐倉薫さんが黒埼ちとせを表現しきってくれたおかげでもありますね!あの難しい曲をちとせさんと走りきったのは流石としか言えない。推せる!推してる!みんなもチョクメ読も!膝を愛でる佐倉さんはいいぞ!

 

いやはや、ちとせお嬢様、10thにして遂に快進撃を開始して鼻も高いもんよ。なぁ千夜ちゃ

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千夜ちゃん!?

千夜ちゃんがいないよ!!!!

 

まぁ当然であったりはするんですね…

当然なわけないけど

千夜ちゃんの露出って実は去年しんげきで君のステージ衣装以来実はほぼないんですね…

しかもそのステージ衣装まだ関口さんはステージで歌えてないんですよ。え、ステージ衣装もまだ披露されてないですよヤダナァナニヲイッテルノヤラ

千夜ちゃん自身もまだまだ発展途中というか、まだ「ちとせお嬢様の従僕」感が抜け切らないというか自分からそこから脱しようとしないしそもそもそこを脱してしまうとFascinateが成立しないからするべきじゃないんですけど(ワガママ)千夜ちゃんが単体アイドルとしてまだ全然個人的には成立できてないんですね。

今のところ彼女が絡んだのは世話係の杏とSecret Daybreakでのサメ映画撮影組とUnlockStar beat合宿組、あとステージ衣装で奏に接近されたくらい?あれ意外と絡んでるな、絡んでるか?奏と多くね?撮影組も喋ってないぞ大丈夫か?大丈夫です。残ってしまうものは残さないのが白雪千夜だからです。何も大丈夫じゃない。もっと他のアイドルと絡んで。ちとせお嬢様は10thシンデレラとラジオやってたぞ千夜ちゃん!

 

結局、本編でも現実でも白雪千夜の難しいところってここな感じがするのよね。「黒埼ちとせの従者」「佐倉さんといるとバブバブしてしまう関口さん」なんというか単体として全然地盤ができてない…。2回も言ってしまった…。

いやでも本当にここが問題なのよね。

白雪千夜は別にアイドルがしたくてアイドルをしているのではなく、黒埼ちとせがアイドルとして輝くための添え物、赤き薔薇をより美しく仕立てる為に寄り添う白き薔薇、お嬢様のいつものワガママに付き合っているだけ。白雪千夜が『白雪千夜』として成立しなくなって、黒埼ちとせが呪いをかけたその日からただ従者として生きてる彼女にとって、アイドルとして活動してる時間はただ過ぎゆく時間であり彼女にとって思い出になるべきものではないし、そうあるべきではないはずだったんですね。

 

でも、シンデレラの皆んなと活動していく中で白雪千夜も自分も輝きの中に混じりたいという熱を感じてはきてるんですね。限定千夜ちゃんですね。あれは白雪千夜にとって重ねる思い出はいつか燃え尽きる薪であり、世界は可燃性のキャンバスであり、綴った言葉だけは不燃性のスクロールで、どうせ全部白く戻ってしまうならいっそ何も得るべきではないと。

でもアイドルとして重ねる瞬間、瞬間に感じる心の熱を少しずつ感じてきっとこの熱もいつか消えてしまうじゃないかと怯えながらも前に進もうとしてる白雪千夜というアイドル、不器用だけど重ねた思い出に向き合おうとしてる姿こそが今の白雪千夜というアイドルなんだと思ってます。分かりづらいね。でも千夜ちゃんは可愛いんだよ。

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お日様みたいと黒埼ちとせに言わしめた笑顔をいまは燃え落ちた記憶という分厚い灰の向こうに隠してしまった千夜ちゃんだけど、それもまた今の千夜ちゃんなんだよね。ちとせさんには申し訳ないけど。

 

ちとせさんにとって白雪千夜は太陽だったかもしれないけど、今の白雪千夜は赤き月に照らされるもうひとつの白き月であると俺は思うんだよ。きっとそれはもう白雪千夜にとって常識で、黒埼ちとせにとっては見たくない現実なのかもしれない。白雪千夜を救う為に、その人生に再び色を与える為に自らと共に施した従僕という呪い、与えてしまった台本、演目は「赤き月の夜に踊る城主と従僕」、愛は通じない、無垢の純真に身を割かれながら砕け散ってしまった白雪千夜の景色に色をつけようと必死に生きる黒埼ちとせ。黒埼ちとせは今の白雪千夜を見ながら、それでも過去を追い求めて夜を駆ける。

 

でも白雪千夜はそれを必要としてない。

白雪千夜にとって、今は不要で、重要なのは黒埼ちとせに与えられた台本と役割だけなのだから。全部失った自分に唯一許された居場所、それ以上求めなくていい場所、これ以上失わなくていいと思えた場所。でも実は失われるまでもう間もないのかもしれない場所。

 

彼女にとってアイドルとはなんなのか。

彼女にとってのシンデレラとはなんなのか。

 

白雪千夜が総選挙にランクインするとき。

それは白雪千夜が自分で選んだ居場所、自ら選んでアイドルとして歩き始めたときなのかもしれない。そうした時、初めて白雪千夜は「黒埼ちとせの従者」ではなく一人の「白雪千夜」となれるのかもしれない。

 

白雪千夜ソロどうなるんだろうなぁ。怖いなぁ。

 

来年までに白雪千夜がひとりのアイドルとして総選挙に臨めることを祈って。終わり。

総選挙お疲れ様でした〜